2023-03-24 短歌日記51 短歌 * 蝶番はじけて夜が深くなる熾火の悪魔が笑う せめてものはなむけなればよしとする現代舞踏のなかの椅子たち いくつかの断章ひろう言葉とは自我を分断する鏡 挫かれて失う歌よ少年の日をいまおもう苦い水かな 存在も暮れてひとつになりにける鳥影過ぎるときのはざまに * 歌誌、あいかわらず原稿がとどかない、そろわない。やきもきしてる。果たして来月発刊できるのか。いまはまるでわからない。ともかく無粋な催促などせずに済ましたいのだがどうだろう。