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歌論への試み
単一的な「コンビニ短歌」からの脱却方法
文語から口語、さらに交接歌へ
歌の墓場→新聞歌壇?
テーマの逸散
なぜ歌人たちはより高い世界を見ようとしないのか
日常を超えて
ユーモアとは戯けにあらず
たったひとりで歌うこと
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詠むことの昏さのなかで一握の抜け髪ひろう世界の終わり
より高き針の山への道をいま臨みたるなり地下道抜けて
薄荷飴嘗めつつめくる歳時記に水子の一語書き加えたり
砂漠にて鯨が泳ぐ子らが飛ぶすべて真昼のウォトカの夢
死に顔のならぶ回廊やがて来る週末のプール夢見る
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