2022-05-13から1日間の記事一覧

短歌日記12

* ウォーホルの原色 死を孕む街のうらがわの果実なりき 葡萄食む子供の眸潤むなりわれは孤立を少し癒すか 荼毘に付すわが青春の一切をそを赦すものあれど 吹きよどむかぜのむこうに一輪の町が咲いている夜半 水中花もやがて腐れるゆらめきのなかに消えゆく…