初秋にて現るる死人ひとりのみ 秋暮れる雲間にピアノ聴ける使者 月蝕や喪われゆく未亡人 秋霖の烈しき真昼水を呑む 水にふくれる陽光もやがて秋 火事遠き果肉のごとき匂いして さすらえるもののみこそ秋の月 犀を飼うわが幻想よ竹の色 瘋癲の死す秋ありぬ保…
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