* 雷鳴のとどく場所まで駈けてゆく光りのなかの愉しい家族 待つ男 笑う価値さえないおれのこころの澱をいま立ち上がる 駅じゅうにおなじ女が立ちふさぐ地上に愛のなきことに啼き 友だちがいるならいずれわが骨を拾わすといいてひとりの夏 隠さないで──きみ…
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