* ひとりずつ彼方へ消える冬の陽のもっとも昏い草原の果て 汝らに道などあらじ素裸で荊のなかに閉じ込められん ひとたらしの術ばかり憶えて中年の自身を憾む 真夜中の鈴 みどりごのみどりいろなる産着には赤い葉っぱが降り注ぐままなり 痛苦すら物語なり 芽…
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