毒花を捧げるのみか母の詩に添える辞をわれは持ちえず ひぐれまの悪魔のようだ ガス器具の異常警報鳴りやまぬなら 風をまねくひとのようだと誤解して電線工夫の仕草見つめる み空にてちる雲眺むときわずか生きるよすがもやがて失せゆく ためらいのなかにおの…
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