われわれという辞がいやで、つねに単数形で生きてきた なにをかたるにもひとつに限定してからでなければ安心できなかった おれたちや、ぼくらといった主語を憎み、空中爆破したくなる おれは決しておれたちじゃないし、 おれは決してぼくにならない あらゆる…
引用をストックしました
引用するにはまずログインしてください
引用をストックできませんでした。再度お試しください
限定公開記事のため引用できません。