うつし世にきみがなからば草もなし夜の点火をすべて消す2時 ひとめすら逢わぬひとこそおもいたる月の枯れゆく秋の終わりに 秋驟の余り字あればかのひとの墓にむかって静かに投げよ 夢在らばわれらが詩人幸あれと願い眠れる時計問屋は ゆれる葉のいつわりば…
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