* 真夜中の菜の花畑が帯電す 手を伸ばしてはいけないところ 初夏の水いずれは枯るる花とてもいまはわたしを見つむるばかり やがて夏来るときわれは瑠璃色の西瓜のごとく糖蜜を抱く 死んだものさえも愛しくなりぬ五月のみどりかけぬけてゆき 苦しまぎれのう…
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